ロイ・キーン
カントナと同じくマンチェスター・ユナイテッドで活躍したアイルランドの闘将。
サー・アレックス・ファーガソンから絶大な信頼を寄せられた彼は、誰にも遠慮しないエキセントリックな個性の持ち主だった。
2002年の日韓W杯では開幕前のサイパン合宿で協会とミック・マッカーシー監督に対する不満が爆発。大会直前に激しい衝突を起こしてチームを去った。
キーンを追放したアイルランド代表だったが、すでに登録期間が過ぎていたために、選手の入れ替えはできず。そのため、キーンは大会のメンバーには名を連ねている。
絶縁を宣言したマッカーシー監督が代表を去った後、キーンはチームに復帰。その後、2人は和解した。
後年、キーンは日韓W杯欠場を後悔しており、指揮官との個人的問題よりも国のためを優先すべきだったと述べている。