チェルシーのオーナーを退任したロマン・アブラモヴィッチ氏の船舶に落書きをしようとした活動家が逮捕されたとのこと。
イギリス当局から資産を凍結されてしまったロシアの大富豪ロマン・アブラモヴィッチ氏は、先日チェルシーを手放す意向を示し、売却先を探している状況だ。
そして『Mirror』の記事によれば、彼が所有している660億円の豪華な船舶「ソラリス」が危うく落書きの被害に遭うところだったという。
「ソラリス」は修理とメンテナンスのためにバルセロナの港に停泊していたが、先日そこにリトアニア出身の活動家が現れたとのこと。
ボートと2名の操縦者を雇った活動家は、「アブラモヴィッチの船の近くに寄せてくれ」と要求したものの、それが拒否されたために口論となったとか。
そしてこの地域の港湾警察らが現場に駆けつけ、その活動家を拘束することになったという。
活動家は「ロシアのウクライナ侵攻に反対している」と話していたそうで、アブラモヴィッチ氏の船舶にスプレーで落書きをしようとしていたとのこと。
なお、スペインでもロシアのオリガルヒに対する資産凍結が行われているが、「ソラリス」はその施行の2日前に出港しており、モンテネグロを経てトルコに向かったと伝えられている。
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