ルカ・モドリッチ
戦争で荒廃したバルカン半島に生まれたモドリッチ。祖父は彼がわずか6歳のころに射殺された。そして1991年、両親は争いを逃れてザーダルのホテルに避難した。
そして他の多くの人と同じようにモドリッチはサッカーに夢中になっており、ホテルの駐車場でボールを蹴っていたという。
ヌワンコ・カヌ
アヤックスで活躍し、その後インテル、アーセナルで活躍を見せたナイジェリア代表の長身選手。その高さと足元の柔らかさを生かしたプレーを見せた他、国際試合ではボランチもこなす応用力を見せていた。
ただ、彼は1996年にインテルでの定期検診にて心臓の重大な欠陥を発見されていた。キャリアに終止符を打つかもしれない結果だったが、手術を受けて彼は奇跡の復帰を果たしている。引退後にはそのような心臓の病気を抱えている人物を助けるための財団を立ち上げた。
ローレン・エタメ・マイヤー
アーセナルで伝説の無敗優勝を成し遂げたメンバーの一人。彼の父親は、ヴァランタン・ビサン・エタメという赤道ギニアの政治家であった。専制政権に反抗したヴァランタンは「死刑リスト」に載せられてしまい、ローレンを妊娠していた妻とともにカメルーンへと逃れた。
祖父を女が射殺…W杯アルゼンチン代表、貧しさから這い上がった壮絶人生の5人
14人の兄弟とともにカメルーンの恵まれない地域で育ち、後にスペインへと移住。家族がお金に困っていたこともあり、ローレン自身は生きるため何度も犯罪行為に手を染めていたとのことだ。