戦略家である指揮官が基本形とするのは……

複数のシステムを使い分けるマッシモ・フィッカデンティ監督は「4-2-3-1」をメインに据えている。

こちらが今シーズンの基本システムだ。

守護神は安定感抜群のランゲラックで、最終ラインは右から成瀬竣平、中谷進之介、丸山祐市、吉田豊の4人。

ダブルボランチは稲垣祥、ジョアン・シミッチ、米本拓司がローテーションで起用されており、多士済々のタレントが揃う2列目は右サイドが前田直輝、左サイドはマテウスまたは相馬勇紀で、トップ下はガブリエル・シャビエルと阿部浩之が争う。

最前線は金崎夢生が1番手で、山﨑凌吾が後半途中から投入されるケースが多い。