にいつユニコーン(Jリーグのどこか)

ウイニングイレブンシリーズだけではなく、ライセンスの問題はPCの巨大サッカーシミュレーションゲームのフットボール・マネージャーも直面していた。

2005年のバージョンでは日本代表とJリーグのライセンスを取得できなかったため、フットボール・マネージャーは日本のリーグを「Nリーグ」とし、所属しているクラブを完全にランダムにした。そこには「にいつユニコーン」「かたのブレイズ」などなかなか興味深いものがいくつかあった。

前者は新潟の新津市、後者は大阪の交野市だろうか。まさにJリーグ百年構想の早期実現である。

レコルトマイスター(バイエルン)

ウイニングイレブンシリーズはどうもバイエルンが難しい相手だということを知っていたようだ。通常は地名や地域名を入れようとするところ、かなりのおべんちゃらが入っていた。

PES3(ウイニングイレブン7)でバイエルンは「記録的な王者」と名付けられた。まるでボリビアリーグにあるクラブ「ザ・ストロンゲスト」のようである。

あまりその効果はなかったようで、バイエルンはその後もライセンス上難しい相手になり、取れたり取れなかったりを返している。オリヴァー・カーンに至っては一時期存在を仄めかすことすら許されなかった。