ライバルがこれまでより強い

アルゼンチン代表は現在FIFAランキングで11位。南米諸国では3番手という立場でコパ・アメリカに向かう。

FIFAランキングは別に各国のパフォーマンスを測定するための正確な基準になり得ない。とはいえ3番手になっていることは今の力関係を正しく反映はしている。

2番手はウルグアイだ。エディンソン・カバーニら実績あるベテランやロドリゴ・ベンタンクールのような有望若手がおり、何よりオスカル・タバレスによる長期的な強化が進んでいる。

ブラジルは南米1位となっており、ネイマールが怪我で離脱しても十分にカバーできる選手層がある。優勝候補の筆頭はまちがいなく地元の彼らだろう。現時点でアルゼンチンはトロフィーに近づけるチームと考えるべきではない。