三國 ケネディエブス(アビスパ福岡)
流経大柏の関川郁万(現鹿島)ともに今年の高校サッカー選手権をわかせた青森山田の怪物DFは、プロになって最初の世界大会に臨む。
ナイジェリア人の父親を持つ彼はもともとFWやサイドアタッカーであった。しかし「このままではプロになれない」と一昨年に直訴しセンターバックへ転向するとそれが大当たり。J2・福岡入りを勝ち取った。
一説には195cmとも言われる高さは高校はもちろん、アジアでは無敵のレベル。両足から繰り出される速度のあるパスも非常に魅力的だ。
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まだまだ粗削りではあるが、福岡でセンターバックのコンビを組む實藤友紀は「ポテンシャルはトミ(冨安健洋)より高い」と太鼓判を押す。その潜在能力を世界に示せるだろうか。