佳境を迎えている欧州フットボールシーン。UEFAチャンピオンズリーグの戦いもいよいよ大詰めだ。
そうした中、『Telegraal』が興味深い話題を伝えていた。
仮病で練習をズル休みして、CL準決勝トッテナム対アヤックス戦を観戦した選手が契約解除になったという。
仰天の理由でクビになったのは、オランダ2部テルスタールに所属するヨルディ・ファン・デル・ラーン。25歳の彼は今季加入した選手で7試合に出場していた。
友達からチケットをゲットしたというファン・デル・ラーンは火曜日の練習をウソの病欠でサボり、ロンドンで試合を観戦。なお、オランダ2部は今月4日にレギュラシーズンが終了しており、テルスタールは15位で残留している。
ヨルディ・ファン・デル・ラーン
「自分は練習から解放されなければならないと確信していた。
テルスタールはもはや目標がなく、最近自分に与えられていたプレータイムを考慮すれば、(今季最終戦の)ヨングPSV戦ではほとんどチャンスがないと思った。
そうでなければ、ロンドンには行っていなかっただろう」
「自分は病気ではなく、ロンドンにいた。
クラブの人間はテレビで自分を見つけて驚いたわけではない。その時すでに彼らは知っていた」
「もちろんとても無様な行動だったことは認識している。
木曜日にテクニカルディレクターと話し合い、退団で合意した」
なお、クラブ側もこの話を認めているそう。
この話題が報じられた後、ファン・デル・ラーンはSNSで反応。「水曜日(2ndレグ)のチケットをもらう価値がないかな?結局、自分はフリーになった」とつぶやいていたとか…。