鎌田 大地
1996年8月5日生まれ(22歳)
ポジション:OMF(ST/WG/SMF/CMF)
所属:シント=トロイデン(ベルギー)
海外組でプレーする日本人選手において、現在、最も勢いに乗る男が、ベルギーサッカー界で注目の的となっている鎌田大地だ。
サガン鳥栖から移籍したドイツのフランクフルトでは事実上の戦力外となり、今季からシント=トロイデンにレンタルでプレーすることとなったが、これが予想以上のスマッシュヒット。
チームを優勝プレーオフ進出争いに導くエース格として(3月14日現在で)国内リーグにおいて12得点をマークするなど、その評価はもはや国外にも轟いていると言われている。
元々は持ち前のテクニックを活かしたチャンスメイカー色が強いプレーヤーであったが、ベルギーでは2トップの一角やウィングで起用されたことで、今や「9.5番」へと生まれ変わりつつある。
スコアラーとしての才能はもちろんのこと、周囲を活かしながら自分も活きることが可能で、さらにバランスとチャレンジを巧みに使い分ける彼の特性は、日本代表に期待以上の化学反応を起こすかもしれない。
ちなみにサッカーファンの中でも間違うものが多いが、彼の名字の読み方は「カマタ」ではなく「カマダ」が正解だ。