『Sky』は10日、「フォッジャのオーナーや選手が爆弾による被害に遭った」と報じた。
先日レッチェとのダービーマッチで0-1と敗れてしまったフォッジャ。クラブは財政難に悩まされており、リーグの順位も降格圏に沈んでいることから、ファンからの批判が高まっている。
記事によれば、フォッジャには土曜日の夜から日曜日の朝にかけて3つの脅迫があり、家や車を破壊することが予告されていたとのこと。
そして実際に日曜日の午前1時半頃、フォッジャのFWピエトロ・レンメッロが乗っているメルセデスのSUVが放火されていた。
さらに、オーナーのフェデッレ・サンネッラ、フランコ・サンネッラが乗ったマセラッティが工場に入ろうとした際、フード付きの服を着た3人の男性から小型爆弾が投げつけられたとのこと。
最後はフォッジャのMFマッシミリアーノ・ブセッレートの自宅で事件が起こり、何者かが庭に爆発物を投げ込んだとのこと。
これらの事件に憔悴したレンメッロは自宅に戻ることを恐れ、クラブハウスで夜を過ごすことにしたという。
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フォッジャは現在選手やスタッフへの給与支払いが遅れている状況にあり、1月と2月の分がまだ従業員に渡っていない。勝点の没収処分が課せられる可能性も示唆されている中で、さらに厳しい状況に直面することとなった。