『Gazzetta dello Sport』など各メディアは6日、「リヴォルノのGKルーカ・マッツォーニは、ドーピングテストで陽性となった」と報じた。
ルーカ・マッツォーニは1984年生まれの34歳。リヴォルノの下部組織で育成されたGKで、2004年にトップチームに昇格した選手だ。
その後パヴィアやレッコ、アレッツォなどにローン移籍し、2015-16シーズンはテルナーナに完全移籍していたが、2016年夏から二度古巣リヴォルノに戻っていた。
セリエAでの出場経験はないものの、下部リーグでは340試合に出場してきた大ベテラン選手で、今季はセリエBでレギュラーとして活躍していた。
しかし、彼は2月17日に行われたレッチェ戦の後のドーピングテストで陽性となり、ベンゾイルエクゴニンが検出されたという。
ベンゾイルエクゴニンは局所鎮痛剤の一種で、麻薬コカインを摂取した際に発生する主な代謝物質の一つである。
ルーカ・マッツォーニは現在予防措置として一時的な出場停止処分を言い渡されており、今後さらなる検査が行われる予定となっている。