柴崎 岳

今大会アクシデントが相次いだボランチ。守田英正に始まり、青山敏弘、遠藤航が離脱し、最後に残ったのは柴崎一人であった。

しかしながらヘタフェで出番を失っている彼も調整不足は明らかで、酷かったというわけではないものの「日本のモドリッチ」とも讃えられた昨夏のワールドカップの状態にはほど遠かったと言わざるを得ない。

振り返ればワールドカップ以前に彼が代表で輝けたことはあまりなく、今回も大迫がいない試合では出しどころに迷うようなところも。毎度、相手や人選に左右されるようでは心許ない。

年齢的にはリーダーになってもらわなければ困る存在であるが、現在のように欧州で出番を得られない状態が続けば盤石とはいえないだろう。