アジアカップで4強入りを決めたものの、前評判とは裏腹に非常に苦しい戦いが続いている日本代表。

24日には招待国として参戦するコパ・アメリカの抽選会が行われ、チリ、ウルグアイ、エクアドルと対戦することになったが、どのような編成で臨むにせよ、このままでは非常に厳しいものになると言わざるを得ない。

そこで今回は、ちょっと気は早いがアジアカップで浮き彫りとなった点から、今夏のコパ・アメリカまでに招集してほしい選手たちを特集してみよう。

※負傷によって欠場したものの主力である中島翔哉は除外

香川 真司(ドルトムント)

ワールドカップ後の日本代表は“ビッグ3”が話題をさらったが、なかでも4ゴールを記録し脚光を浴びたのが南野拓実だ。

しかし中島が離脱し大迫が負傷に苦しむなか、トップ下に入った南野はここまで全く良いところがない。特に判断や周囲との連携の拙さは悪い意味で際立っており、彼が限られた条件のもとで活躍していたことが鮮明になった。

また同時に、ロシア大会における日本代表の洗練された戦いが香川真司の有効な動きによって作られていたのではないかという仮説を組み立てることができる。

南野についてはまた別に生かし方を考えればいい。だが、香川という存在を現時点で日本代表から切り離すにはまだ時期尚早であろう。