日本がグループF首位になったら…相手はグループE2位
グループB1位:サウジアラビア
日本と対戦する可能性が出る条件:第3節でカタールに敗れる
グループステージ第1節:北朝鮮戦 4-0 ◯
グループステージ第2節:レバノン戦 2-0 ◯
昨年夏のワールドカップに出場したサウジアラビアは、ピッツィ監督が留任したものの選手はかなり入れ替わっている。若手選手への切り替えは今のところ成功しており、レギュラーに30代の選手はアル・マカファイしかいない。
繰り広げるサッカーはポゼッションを基盤としたもので、アンカーに入るアブドゥラー・アティーフが上下動をしながらボールを繋ぎ、2列目とウイングのテクニックを生かしていく。
アル・マカファイは中盤のオールラウンダーで、アル・ビシは左利きの小柄なパサー。アル・ドサリは加速力を生かしたアタッカーで、外から積極的に中を狙っていく。
キーとなるのはウイングのバヒーブリで、切れのある仕掛けとシュートが魅力。レバノン戦のゴールはまさにその能力が発揮されたもの。
そして注目したいのがワントップのアル・ムワラッド。得点力はそれほど高いわけではないのだが、世界トップクラスのスピードを持つ選手だ。彼がいるのでカウンターというオプションも生きる。
逆に言えば、このチームの前線には全く高さがないので、日本にとってはスピードとパスワークさえ抑えれば…ということになろう。