『Sky』は13日、「欧州サッカー連盟(UEFA)は、ミランに対する制裁措置の決定を延期した」と報じた。
今夏は一時ヨーロッパリーグへの出場停止処分を言い渡されていたミラン。
しかし中国人実業家のリー・ヨンホン前会長が追放され、エリオット・マネージメントがクラブの実権を握ったことにより、経営状況が好転した。
国際スポーツ仲裁裁判所に訴えた結果、その出場停止処分は撤回されることになり、ミランは無事ヨーロッパリーグでプレーできている。
だがその一方でファイナンシャル・フェアプレー制度で定められている財務基準に違反していることは事実であり、UEFAとの和解契約も合意に至らなかった。そのため何らかの制裁措置が言い渡される可能性は高いという。
そして今回の報道によれば、UEFAはミランに対しての制裁措置を決定する日時を14日にしたとのことだ。
その制裁措置の内容であるが、報道では罰金処分、選手登録制限、そして3年間に渡るUEFAからの財務監視となるそうだ。