11月24日、明治安田生命J1リーグの第33節が行われ、柏レイソルのJ2降格が決定した。
自動降格から逃れられる16位までは勝点4差。がけっぷちの17位・柏は、この試合の2週間前に加藤望監督を解任。シーズン2度目の監督交代劇で、岩瀬健コーチ兼アカデミーヘッドオブコーチにすべてを託した。
するとこの日、セレッソ大阪とのアウェイゲームでチームは躍動。中山雄太の先制弾を皮切りに、江坂任、クリスティアーノがゴールを決め、3-0の快勝で勝点3を獲得する。
これで最終節に望みをつないだかと思われたが、なんと残留を争うライバルたちも同時刻に行われていた試合でことごとく勝利。1試合を残して勝点4差を詰めることができず、最下位のV・ファーレン長崎に続きJ2への降格が決定した。柏のJ2降格は9年ぶり3度目となる。
なお、今節の結果により、下位は11位から16位までが勝点2差の中にひしめく大混戦に。J1参入プレーオフへ出場する16位のチームは、12月1日のJ1最終節で決まる。