『The Sun』は5日、「元イングランド代表FWアラン・シアラーは、ウェイン・ルーニーの代表復帰を疑問視した」と報じた。
先日イングランドサッカー協会(FA)は「11月15日に行われるアメリカ代表との親善試合にウェイン・ルーニーを招集する」と公式発表した。
昨年ルーニーは代表引退を宣言していたものの、今回の試合では彼が主催する基金と協力してチャリティーキャンペーンを行う予定となっており、それに合わせて1試合のみの復帰が決まったのだ。
しかし、かつて代表のエースとして活躍したシアラー氏は以下のように書き、むしろゲストとして呼ぶべきだと指摘した。
アラン・シアラー
「ウェインがウェンブリー・スタジアムでファンにお別れを言うチャンスを得たのは、素晴らしいことだと思うよ。
しかし、イングランド代表でプレーすることが名誉なのであり、イングランド代表が誰かに名誉を与えるべきではない。
ウェインは代表を引退してから15ヶ月が経つ。もしFAが彼を送り出したいのならば、ゲストとして試合に呼ぶことはできなかったのか?
『イングランドのためにプレーしてくれてありがとう、ウェイン。これは君のための試合だ』と言うよりも、大きな意味があるよ。
FAがウェインのキャリアを祝福したいというのは素晴らしいし、彼のチャリティーキャンペーンを応援したいのもわかる。
ただ、イングランド代表の国際試合をまるまる表彰にするべきではないよ」