『L'Equipe』は21日、「元ギニア代表FWイスマエル・バングラは、詐欺罪で有罪判決を受けた」と報じた。
イスマエル・バングラは1985年生まれの33歳。2005~2007年に元日本代表MF松井大輔と同じくル・マンでプレーしていたことで知られるストライカーだ。
彼は2016年の1月18日にサウジアラビアリーグのアル・ラーイドに加入しているが、それをフランスの当局に報告しなかったとのこと。
それによって違法に失業給付金を受け取っており、それは日に219ユーロ(およそ2万8000円)、月におよそ6000ユーロ(およそ77万円)を手にしていたという。
バングラは2016年3月~2018年3月の間に総額14万1000ユーロ(およそ1815万円)を給付されていたが、今年2月に政府機関によって詐欺が発見され、訴状が提出されていた。
弁護士は「バングラはサウジアラビアでアマチュアとしてプレーしていた」と説明していたが、裁判所に認められることはなかったという。
バングラは今回6ヶ月の懲役刑、そして13万1487ユーロ(およそ1692万円)の罰金支払いを言い渡されたとのことで、25万ユーロ(およそ3218万円)で購入された彼の家が押収されているようだ。