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2012年アフリカ・ネイションズカップに出場するギニア代表のエースであるイスマエル・バングラ。かつてはル・マンで松井大輔選手とともにプレーした事でも有名である。

現在はUAE1部リーグに所属しているアル・ナスルでプレーしているが、この度の代表への合流時期を巡ってトラブルを起こし、懲戒処分が科される可能性があるとザ・ナショナル紙が報じた。

Bangoura

アル・ナスルとバングラの契約では、12月25日までクラブのトレーニングに参加し、その後ギニア代表チームに合流する計画となっていた。ところがバングラはその三日前、22日にクラブを離れて帰国したとのことだ。アル・ナスルの技術委員を務めるアブドゥラフマン・モハメドは、

「バングラは契約違反を犯したので、チームの規則に従って罰則が与えられることとなる」

と表明している。

バングラは2014年まで長期にわたってアル・ナスルとの契約を結んでいるが、今シーズンのクラブでの立場は曖昧である。アフリカ・ネイションズカップでの離脱を考え、アル・ナスルはカレカ(かつて甲府、湘南、セレッソ大阪でプレーしたブラジル人FW)、アマラ・ディアネ、レオ・リマの3外国人を登録。UAEリーグは外国人枠が三枚+アジア枠一枚に制限されているため、負傷で出遅れたイスマエル・バングラは背番号が与えられなかったのである。

しかし、モハメドはこの事態の後になっても「まだコーチや技術委員の中では外国人選手の登録について決定されていない」と語り、バングラの再登録の可能性を示唆している。

「バングラと我々の間に問題はない。そして我々はまだ外国人登録をどうするかを決定していない。これからACLと国内リーグを同時に戦うというハードスケジュールに直面することを考えた上で意思決定しなければならない」

(筆:Qoly編集部 K)

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