8. 昇格
2018シーズンのレギュレーションではJ3の上位2チームに自動昇格権が与えられるが、仮にU-23チームが2位以内となった場合、J3におけるすべてのU-23チームを除いた年間順位の上位2クラブがJ2に昇格する。
つまり、U-23チームは昇格の権利を持たないのだ。
また上述した通り、トップチームがJ3に降格した場合は、そのU-23チームは自動的にJ3から脱退となる。
9. 監督コーチ、チームスタッフ等の登録登録
トップチームとU-23チームでは、監督の兼任が認められていない。
ただしコーチやチームスタッフ、運営担当、広報担当などは兼任が認められている。
10. 特例的なレギュレーション
J3に参加するU-23チームは、いくつか特別なルールが存在する。
(1) 同日の試合出場
トップチームとU-23チームの両方でエントリーされている選手は、どちらか一方で1分でも出場していれば、同日に行われるもう一方の試合に出場することはできない。
ただし、ベンチ入りのみであれば出場が可能である。
また、各リーグは別大会として扱われるため、警告累積や退場、出場停止などは別のリーグには影響しない。
(2) オーバーエイジ
「U-23」と名が付いているが、3名に限ってはU-23チームでの登録がなされていない選手を起用することができる。
実際、FC東京U-23では大久保択生や吉本一謙、米本拓司が、G大阪U-23では菅沼駿哉や泉澤仁が出場している。
ちなみに、GKに限っては追加で1名のオーバーエイジが認められている。
(3) 世代別の他のコンペティションと被った場合
Jリーグは規約の中で「U-23チーム編成クラブは、U-18年代の大会とU-23チームの試合日程が重複した場合、各選手にとってより良い出場機会を創出しなければならない」と定めている。
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