―指導者としてのブランクがある中で、何が一番自分に求められているか?ワールドカップに向けた登録メンバー発表のスケジューリングについて
「まず自分を整えるというところですけども、確かに2年間サポートの形でチームを見てきました。
ただ感覚的には同じ戦いをしてきましたので、そういう部分はさらに研ぎ澄ましていかないといけないなとは思いますし。
確かにピッチ上での自分というもの、それは心身ともにしっかり立てる…その上でゲームに対する、チームに対する感覚はまた違うと思うので、そういう意味で戻さなければいけないなというのは多分にあると思うので、そこはこれから取っていきたいなとは思います。
スケジュールに関しては、5月14日にラージ(予備登録メンバー)を決めなければいけない。で、キャンプに入るメンバーをその直前に決めなければいけない。
5月30日のガーナ戦が終わった後に、23人プラスアルファをどう考えていったらいいのかというスケジュール的なところはここで正確にはお伝えできませんが、ほぼそういう形で…ガーナ戦が終わってからになっていくと思います」
―世界ランキング55位という立ち位置で、攻撃的なサッカーにチャレンジするのか、守備的なサッカーで勝ちに行くのか?
「ゲームというのはいろんな状況がありますし、オフェンシブに戦える時間帯もあれば、やはり総合的なチーム力によってディフェンシブな戦い方を強いられる時間帯が多くなる。
そういう中で勝機を常に求めていく…ゲームの流れをコントロールできなくても、勝負に対して『ここ』というところの全体的な意識…。
こういうことがあればこういうチームに対してでも十分戦える、勝機があるというのを…これはスタートメンバーだけではなくて、いろんな戦術の変更であるとか、メンバーのスイッチであるとか、そういう中で考えていきたいと思いますし」