『Sport 360』は23日、「UAEサッカー協会は、ベルト・ファン・マルワイク氏を新たな代表監督に迎えようとしている」と報じた。
今回の予選中にマフディ・アリ監督が辞任したことから、残り3試合という段階でエドガルド・バウサ氏を迎えたUAE。
その選択は成功を収め、好調のサウジアラビアを2-1で破るという結果を残し、2019年に控えるアジアカップに希望を持たせていた。
ところがその直後、当のサウジアラビアがベルト・ファン・マルワイク監督との契約交渉に失敗し、エドガルド・バウサ監督を突然引き抜いたのである。
なぜだ!日本代表撃破でW杯出場のサウジアラビア、突如監督交代 https://t.co/tfytrNeZpY
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年9月14日
衝撃の監督交代であったが、当然UAEにとっては青天の霹靂であったという。
そしてUAEはこれに対応するため3人の委員が緊急会合を行い、前サウジアラビア代表監督のベルト・ファン・マルワイク氏をターゲットにしたというのだ。
これが成功した場合、なんとサウジアラビアとUAEで代表監督が交換されるという非常に珍しい事態になるわけだが…。
ファン・マルワイク氏はサウジアラビアで年220万ユーロ(およそ2.9億円)を受け取っており、それをUAEでは300万ユーロ(およそ4億円)に上昇させたいと思っているという。
なお、他の候補としてはユルゲン・クリンスマン、ハビエル・アギーレ、リカルド・ガレカなどが検討されているとのこと。