ワールドカップアジア予選の最終節で日本代表を下して、本大会出場権を獲得したサウジアラビア代表。

このほど新監督の就任を発表した。それによれば、アルゼンチン人のエドガルド・バウサ氏を新指揮官として招聘したとのこと。

バウサ氏は昨年夏から今年の4月までアルゼンチン代表の監督を務めた人物。その後、5月からはUAE代表に着任していたのだが、わずか4試合を指揮したのみで、サウジに移ることになった。

そのサウジを2006年大会以来となるワールドカップ出場に導いたのは、オランダ人のベルト・ファン・マルワイク監督。もともと契約は予選終わりまでだったが、本大会で母国と対戦することを望んでいるとも述べていた…。

『NOS』によれば、このタイミングでチームを去ることになった理由について、「W杯予選の後、多くの私のスタッフが解雇された。受け入れがたいと感じた」などと述べていたそうだ。

また、サウジに住むことを求められていたそうで、「自分にとって交渉可能ではなかった。永住したくはない」とも。

それでも本大会までの新契約について交渉はしていたそうで、「今メディアから後任について聞いた。(交渉が)終わったことを今知った」、「(サウジの代表)選手たちは私が去らなくてはいけないことを理解できないと感じている。彼らは私とワールドカップに行きたがっていた 」とも語ったとのこと。

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