5日、世界の各地でワールドカップ予選が行われた。

先日のオーストラリア代表との試合で勝利を収め、予選突破を決めている日本代表は、敵地に乗り込んでサウジアラビアとの試合に臨む。

長谷部と香川が怪我のために離脱したこともあり、メンバーが変更に。システムは引き続き4-3-3であったが、右に本田、中に柴崎が使われた。

最初の入りは良かったものの、ボランチとサイドバックから縦のコースを切っていく守備は徐々に機能しなくなり、ペースを失っていく。

それを受けて本田を前半でベンチに下げるなどの手を打ったが、後半はむしろサウジアラビアの崩しに変化があったことで中央を破られるようになる。

そして63分にはアル・アビドのバイタルエリアからのパスでアル・ムワラッドの飛び出しを許し、豪快なシュートを決められてしまった。

その後は守備を固めてカウンター狙いにシフトしたサウジアラビアに苦戦。前線の中央に全くボールが収まらず、サイドを開けるためのポイントも出来なかった。

結局日本はこの後大きなチャンスを作り出せず、0-1で敗戦。ワールドカップ出場は決めたものの、やや苦い最終節になった。

この結果サウジアラビアは2位を確定させ、ワールドカップ本大会への出場が決定。

一方オーストラリアは得失点差で3位に転落し、シリアとのプレーオフに臨むことになった。その勝者が北中米カリブ海地域の4位と大陸間プレーオフを戦う。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介