『ESPN』は11日、「広州恒大のオーナーを務めるシュー・チャーイン(許家印)氏は、パウリーニョを放出しないことを明言した」と報じた。
先日からバルセロナの関心を受けているというブラジル代表MFパウリーニョ。2000万ユーロのオファーがあったといわれ、本人も移籍に前向きである。
しかし、その動きに対して所属クラブの広州恒大は拒否する姿勢を見せており、現在はバルセロナの関心を退けている。
恒大集団の創業者であるシュー・チャーイン氏は以下のように話し、パウリーニョをシーズン中盤に出すことはありえないと明言したとのこと。
シュー・チャーイン
「パウリーニョに関して言えば、今シーズンの終了まで議論すべきものは何もない。
我々は彼の希望を完全に理解している。しかしながら、クラブの状況を彼が理解してくれることも願っている。
我々はこの厳しいシーズンの半ばで中核的な選手を放出することは出来ないのである。
今、我々はシーズンの半分を終えた。しかし、我々はチームの状況、そして経済的な状況も考えなければならない。
これはパウリーニョにとって人生で一度のチャンスであることは分かる。そして、多くの注目を集めていることも。
しかし、シーズン半ばでは不可能だ。このようなことを起こすわけには行かない」