今回は「スタジアムDJって、本当に必要なんですか?」というテーマで対談をしてみました!
お客様は、現在JFLで戦っている奈良クラブのスタジアムDJを務めている藤原了(ふじわら りょう)さん!
ユニークな取り組みで知られる関西の雄、その会場を盛り上げようと奮闘する藤原さんは、一体どんな気持ちで臨んでいるのだろうか?パクらせてほしい。
藤原了って、どんな人?
籠信明(以下――):まず、これまでの経緯を簡単に。DJを始められたきっかけは何だったんですか?
藤原了(以下、省略):学校卒業後に営業の仕事をしていました。その後、辞めることになって、コミュニティーFMの制作に転職した先輩と飲みに行った時、「次が決まっていないなら、話が面白いし音楽もよく知っているみたいだから、1回やってみたら?」と誘ってもらって、そのコミュニティーFMでレポーターとしてデビューさせてもらいました。
喋りの勉強なんてしたこともないのに(笑)「いいっすね!やることないしやりますわ!」て二つ返事で始めました。そこからラジオDJを目指してタレント事務所の養成所に通いました。
――いきなり!すごいですね。
ありえへんな!と思いますね(笑)電話レポートからやって、そこからメインになって、タレント学校に行って、今があると。
いきなり実地から「ああいいっすね、やることないしやりますわ!」という感じで…。
――「ちょっと待ってくださいよ!」ってならなかったんですね。
スポーツの現場は、タレント2年目くらいの時に知人から「喋る仕事しているなら、バスケの場内アナウンスを手伝ってくれない?」と言ってもらったのがスタートでした。しかも、いきなり国際大会でアナウンスです(笑)
ルール等がよくわかっていなかったので、初対面のバスケに詳しいスタッフさんに横に座ってもらって言われた通りに喋るだけ、という感じ。
それからバスケには、専属のチームが休部したり、なくなったりしましたが、女子リーグの大阪開催や代役MC等で毎年関わらせてもらっています。
――奈良クラブはどういうきっかけで?
タレント活動をしているうちに少しずつお仕事をいただけるようになって、JFLの企業チームでスタジアムDJのオファーをいただいて、やらせてもらうようになりました。で、今も担当させてもらっている奈良のケーブルテレビの番組に、当時関西リーグに所属していた奈良クラブが告知のためにゲスト出演することになったんです。
そこでGMの矢部(次郎)さんとお話して「奈良クラブのDJをやらせてください!」とお願いしたのがきっかけです。リーグが違ったので企業チームと奈良クラブとかけもちで。