2シーズンぶりにプレミアリーグ優勝を果たしたチェルシー。スタンフォード・ブリッジでのサンダーランドとの最終戦では、退団が決まっているDFジョン・テリーが先発出場した。
そのテリーはチェルシーで背負い続けた背番号と同じ26分で交代。試合中にもかかわらず、選手たちが花道を作る演出もされた。
LEGEND: John Terry is subbed off in the 26th minute, to a Guard of Honour from his @ChelseaFC team-mates. 🔵👏
(📸 @GarryHayes) pic.twitter.com/XvuqC8KmX1
— SPORF (@Sporf) 2017年5月21日
The 26th Minute farewell for John Terry. pic.twitter.com/zl18Q8LTTo
— - (@TacticalAC) 2017年5月21日
狙って26分で交代するには、その時間にアウトオブプレーにならなければいけない。相手のサンダーランドの協力もあって、実現したことだったようだ。
『Sunderlandecho』によれば、デイヴィッド・モイーズ監督がこう明かしたという。
デイヴィッド・モイーズ(サンダーランド監督)
「ジョン・テリーは素晴らしい送り出しに値すると思う。彼は今日それをやった。
そうなることは分かっていたし、ボールを(ピッチ外に)出すことに同意した。
ジエゴ・コスタがジョーダン(・ピックフォード)に蹴り出すよう求めた。
実際には15秒ほど早過ぎたんだが、ああなることは分かっていたんだよ」
すでに最下位での2部降格が決まっていたサンダーランドだったから出来たことかもしれない。
ジョン・テリー(チェルシーDF)
「監督(コンテ)と話し合ったんだ。
月曜日のワトフォード戦でプレーしなかった選手たちを彼は起用したがっているように思えた。
なので26分間プレーして、交代になることを彼と交渉したんだよ。僕ら2人の折衷案だったのさ」