『Sky』は3日、「イングランドサッカー協会(FA)は、デイヴィッド・モイーズ監督の女性蔑視発言に関する回答を求めている」と報じた。

先月行われたサンダーランド対バーンリーの試合では、ピッチ内以外にも大きな話題があった。

終了後の記者会見に出席したサンダーランドのデイヴィッド・モイーズ監督は、BBCの女性記者ヴィッキー・スパークスの「残留争いでオーナーから圧力を受けているか?」という質問に対しての答えの中で、以下のようなコメントを加えていた。

デイヴィッド・モイーズ

「あなたが女性であっても、何かされるかもしれないよ。次は慎重に来るんだね」

要するにモイーズのジョークなのだが、こういうことには厳しい英国。「男性記者ならば同じ言葉を返したか?」という話になった。

モイーズ監督もこのコメントに対しては謝罪をし、最終的にはスパークス記者ともコンタクトを取って過ちを認めたという。

しかしFAはこのコメントに対してサンダーランドの調査を求めているとのことで、モイーズ監督に対する追求はまだ続いていくようだ。

なお、『ESPN』の女性記者アリソン・ベンダーも自身のSNSで「モイーズ監督から何度も性差別的発言を受けた」と告発している。

厳しい残留争いの中、今後もこの問題は尾を引いていくことになるかもしれない。

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