『Football365』は17日、「サンダーランドのデイヴィッド・モイーズ監督は、アーセン・ヴェンゲル監督の発言は侮辱だと語った」と報じた。
現在チャンピオンズリーグ出場権を争うアーセナル。そのためにはライバルが敗れなければならないが、4位のリヴァプールは先週すでに残留を決めているウェストハムを相手に4-0と勝利していた。
ヴェンゲル監督はそれについて以下のように話し、既に目標を失っているチームがあるというニュアンスのコメントをした。
アーセン・ヴェンゲル
「監督であるならば、チームが最期の瞬間まで全てを尽くすことを誰もが望んでいる。結果がついてくることを願うものだ。
いくつかのチームはもう終わっている。いくつかのチームはもう休暇に入っている。
プロフェッショナルであるということは、シーズンの最後の一瞬までいい仕事をやることである。
鏡を見て、『正しいことをやったな』と感じることは重要だ。
もし結果が出なければ残念であるが、最も許されないのはベストを尽くさないことである」
また、サンダーランド戦終了後にもヴェンゲル監督は「全てのチームがサンダーランドが今夜やったように戦うことを望んでいるはずだ。そして、誰もがその結果を受け入れなければならない」と話した。
しかし、戦いぶりを評価されたサンダーランドのデイヴィッド・モイーズ監督は以下のように話し、残留が決定したチームが試合を投げているようなコメントは侮辱であると怒りを見せたという。
デイヴィッド・モイーズ
「思うに、あの発言はサッカーへの侮辱だね。私も選手であったからね。
誰かから『戦いを投げ出すつもりか?』と聞かれたりしたら、私はそれを憎むよ」