現在フランス・リーグアンで首位をひた走っているモナコ。
ロシア資本の流入から一時期は大型補強を行っていたが、この数年は若手有望株の獲得とユースを大事にした方針へと転換し、それが今季大きく花開いている。
ラダメル・ファルカオの復活(というよりも身体能力の低下に頭が慣れてきた感じであるが)もあって、主要リーグで最も得点を奪っているチームの一つになっている。
その中で印象的なプレーを見せている選手の一人が、今年21歳になるフランス代表MFトマ・レマールである。160cm代半ばという小さな体格でありながら、クレバーな動きとサッカーセンスに加え、正確で鋭い左足を持ち、中盤ならばどこでもこなす。
彼に対しては様々なクラブが関心を寄せていると言われている。
『L'Equipe』によれば、マンチェスター・シティ、チェルシー、そしてアトレティコ・マドリーら。
また『AS』はバイエルン・ミュンヘン、ユヴェントスなども関心を寄せていると伝えている。
市場価値は3000万ポンド(およそ41.4億円)であると言われるが、当然競争が激しくなればなるほど上昇することが予想される。
2015年にエンゴロ・カンテも所属したことで知られるカーンからモナコへやってきたレマール。今夏のマーケットでは注目の一人になりそうだ。