『Gazzetta dello Sport』は、「ユヴェントスでデビューした16歳のFWモイーズ・キーンは、父親に捨てられていた」と報じた。

先日のペスカーラ戦でユヴェントスのトップチームにデビューを果たした16歳のFWモイーズ・キーン。欧州の有力リーグではメスのヴァンサン・ティルに続き、2000年生まれの選手がピッチに立った。

現在セリエDのFBCフィナーレでプレーしている彼の兄ジョヴァンニ・キーンが彼のデビューについて以下のように話し、幼年時代の厳しい生活について語ったという。

ジョヴァンニ・キーン

(弟のモイーズがデビューしたとき涙を流したね?それは止まった?)
「今はね。まあ、また初ゴールを決めたら出てくるよ。ペスカーラとの試合は信じられない感覚だった。あらゆる子どもたちが夢見ることを、弟が叶えたんだ。

しかし、これは開放の涙なんだ。我々がこれまで経験してきたことからのね。

モイーズは、子供が見るべきでないものを見てきたんだ。簡単ではない幼年期を過ごしてきた」

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