『Gazzetta dello Sport』は「ユヴェントス・プリマヴェーラに所属しているFWモイゼ・ケアン・ビオティは、クラブに戻ることを拒否している」と報じた。

モイゼ・ケアン・ビオティは今年16歳。昨季はアッリエーヴィ(U-17)でプレーし、昨季は25試合24ゴールを決めたストライカーである。

そしてユヴェントスは今季彼をファビオ・グロッソ率いるプリマヴェーラに昇格させることを決めた。

しかし、モイゼ・ケアンは現在行われているプリマヴェーラのプレシーズントレーニングに顔を見せていないとのことだ。

モイゼ・ケアンはすでにあの有名なミーノ・ライオラ代理人と契約しており、クラブとの間での交渉が揉めているという。

ユヴェントス側は彼に対してプロ契約をオファーしているものの、ライオラ代理人は大きな手数料を要求しており、そうでなければ海外へ移籍すると打診しているとのこと。

コートジボワールにルーツを持つ「天才」は、同じくライオラ代理人の顧客であるマリオ・バロテッリと比較されている。

豊かな体格と圧倒的なスピード、更に高いテクニックと得点力を備え、アイデアにも優れるという傑出したタレントだ。

ユヴェントスは彼を国外に流出させることなく、チームに引きとどめることができるだろうか。

【Qolyインタビュー】2度目のトライアウトも持ち味を発揮。J2鹿児島ユナイテッドMF中原秀人「鹿児島のファン、サポーターの方々のおかげ」と感謝