先日、アイルランド代表FWロビー・キーンが代表からの引退を発表した。

日韓共同開催となった2002年ワールドカップにも出場しているキーンは、1998年から18年間に渡って代表選手としてプレーし、146試合68ゴールを記録している。

これは出場数・ゴール数ともにアイルランド歴代トップの数字であるが、実はこの68ゴールというのは「現役の代表選手」(※)としては世界一の記録でもあった。

(※)クローゼ、ドログバ、イブラヒモヴィッチらはいずれも現役だが代表を引退しているため除く

ただそんな彼の引退によって、代表ウィーク突入前のトップ5はこのようになった。

アメリカ代表のデンプシーが52ゴールで5位、イングランド代表のルーニーが53ゴールで4位に入り、アルゼンチンのメッシは55ゴールで3位に。そして、61ゴールでトップタイに立ったのが、今夏EUROを制したポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドと…カルロス・ルイス!?

錚々たるスター選手に混じり、C・ロナウドと並んでトップに立ったカルロス・ルイスは、中米の小国グアテマラで20年近くエースとして活躍する36歳のストライカーだ。

今年3月、2018年ワールドカップ・北中米カリブ海4次予選のアメリカ戦を前に、家賃滞納によって国外出国を拒否された話題はQolyでもお伝えしている。

この時は試合当日に出国が許され、協会のプライベートジェットでキックオフ約2時間前にスタジアムに到着したが、さすがに先発とはいかずチームは0-4と大敗を喫してしまった。

そのグアテマラは2日、同予選の第5節でトリニダード・トバゴと対戦したのだが、頼れるエースがやってくれた。

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