北中米カリブ海で“ジャイアントキリング”が起きた。
25日に行われた2018年ワールドカップ北中米カリブ海4次予選のグアテマラ対アメリカで、中米のグアテマラが2-0と勝利したのだ。
Friday's 2-0 defeat to Guatemala was arguably the U.S.'s worst under Jurgen Klinsmann. https://t.co/CzpT8yobsM pic.twitter.com/BWQHGHxRFp
— ESPN FC (@ESPNFC) 2016年3月26日
両国の対戦成績はアメリカ側の15勝5分6敗であるが、グアテマラが勝利するのは報道によれば1988年以来実に28年ぶり、公式戦では初めてのことで、文字通り北の巨人に対する“下剋上”にして歴史的な快挙となった。
この結果、グループCは同日、セントビンセント・グレナディーン諸島を逆転で下したトリニダード・トバゴが勝ち点7で首位に立ち、グアテマラは同6に伸ばして2位に。同4のアメリカは3位に転落し予選敗退の危機に直面している。
両代表チームは29日に行われる折り返しの一戦のため、既にアメリカ入りしている。歴史的な結果の直後だけに興味深いところだが、グアテマラがホームのように勝利を収めるのは困難を極めるであろう。
というのも、25日の試合で2点目を記録した主将のカルロス・ルイスが、この一戦に出場することができなくなってしまったのだ。
退場したわけでも怪我をしたわけでもないのになぜ?そこにはあまりにも残念な理由があった…。