4年に一度の祭典EUROがついに開幕した。ここでは、『Squawka』が伝えていた「今大会の参加選手における、代表キャップ数が10以下のベストイレブン」を見てみる。
なお、大会前の記事のため、現在ではキャップ数が10に到達した選手たちもいる。
GK ダビド・デ・ヘア/スペイン/8caps/25歳
2014年6月に代表デビュー。この2年ほど、スペイン人最高のキーパーに君臨してきたデ・ヘア。2014年3月にビクトル・バルデスが靭帯を負傷して以降は彼を追い越していった。
だが、それ以後も代表ではなかなか出番を得られていない。とはいえ、現在のカシージャスはかつての亡霊のようになっている。デ・ヘアが正GKに座る可能性さえ考慮されない大会はこれが最後になることを望む(第1戦では彼が先発)。
RB エムレ・ジャン/ドイツ/6caps/22歳
2015年9月に代表デビュー。ジャンは驚く様なユーティリティ性を兼ね備えている。だが、不運にもドイツ代表には同じようなユーティリティ性を持つ選手や凄い才能を持った選手たちで溢れている。
それによって(代表での)定位置確保は難しくなっており、リヴァプールでもブレンダン・ロジャーズによって絶えずポジションを変えられていた。だが、クロップのもとでは1つのポジション(中盤)で起用されており、それによってブレイクする可能性も。(※なお、ダニ・カルバハルの故障にメンバー入りしたスペインのエクトル・ベジェリンも3cap)
CB マルク・バルトラ/スペイン/※10caps/25歳
2014年9月に代表デビュー。スペインには世界最高のCB5人のうち2人(ピケとラモス)がいるため、他のいかなるCBたちもその後塵を拝することになる。
バルトラはバルセロナでもピケとマスケラーノがいるため、それほど多くプレーできなかった。なので、彼はマッツ・フメルスの後釜としてドルトムントへと移籍した。(※記事配信後にcap数が10に到達)