13日、Jリーグはガンバ大阪DF岩下敬輔に関する出場停止処分を発表した。

負傷のため長期離脱していた岩下は、先週末に行われたJ3第4節セレッソ大阪U-23戦にガンバ大阪U-23の選手として出場。見事実戦復帰を果たしたのだが、前半早々に退場となっている。

13分、コーナーキックのこぼれ球をシュートしようと右足を振ったのだが、これが空振りに。さらにはこのキックがセレッソ大阪U-23のMF木本恭生の顔面に入ってしまい、主審からレッドカードが提示されたのだ。

ある種不運な形で退場となってしまった岩下だが、その出場停止処分についてJリーグは以下のように発表している。

規律委員会において2016明治安田生命J3リーグ 第4節の試合で起きた行為に対し、岩下 敬輔選手(ガンバ大阪U-23)の処分を下記のとおり決定いたしました。

【処分内容】
1試合の出場停止

【出場停止試合】
2016明治安田生命J3リーグ
2016年4月17日(日)開催 第5節 FC東京U-23 vs ガンバ大阪U-23

【処分理由】
2016年4月10日(日)2016明治安田生命J3リーグ 第4節(ガンバ大阪U-23 vs セレッソ大阪U-23)の試合において岩下 敬輔選手は主審より退場を命じられた。 (公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同選手の振りぬいた右足が相手選手の顔に当たった行為は、「乱暴な行為」に該当すると判断、1試合の出場停止処分とする。

岩下のプレーは「乱暴な行為」と判断され、1試合の出場停止処分が科せられた。これにより、岩下は17日(日)開催されるJ3第5節FC東京U-23戦に出場することができなくなってしまった。

しかし、気になることがあった。

「出場停止試合」となるのはあくまでJ3の1試合であり、J1のガンバ大阪戦への出場は言及されていないのだ。

岩下の所属はあくまでトップチームであり、この日は後に説明するオーバーエイジとしてU-23の試合に出場していた。にもかかわらず、コンディションさえ整えば15日(金)に予定されているJ1第7節ガンバ大阪対柏レイソル戦への出場が可能だというのだ。

これはなぜなのだろうか?

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