『FourFourTwo』は「元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードは、ウェイン・ルーニーを代表から外すべきだという論調を批判した」と報じた。
現在マンチェスター・ユナイテッドで大きな怪我に苦しんでいるルーニー。膝の問題が長引いており、EURO2016まで2ヶ月あまりという状況でまだ復帰できていない。
先日行われた親善試合ではハリー・ケインやジェイミー・ヴァーディが活躍したこともあって、イングランドではルーニーを外してもいいのではないかという主張もある。
しかし、かつて共に戦っていたジェラードは『Telegraph』のコラムで以下のように書き、ルーニーを追い出そうとするのは間違っていると主張した。
スティーヴン・ジェラード
「ウェインがマンチェスター・ユナイテッドで調子を落としていると言う人々がいる。そして、ウェインもそれを認める最初の一人だろう。
しかし、彼はまだトップクラスの国際的なサッカー選手であり、フランスで勝者になれる男だ。
我々はそこで彼を必要としている。私はそこにリスペクトの問題があると思っている。
この10年間、ウェインはイングランドのファンを楽しませてきた。そして、最も多く得点をとった男にもなった。『NEXTルーニー』はいつ来るのか? という話があったのも、そう昔のことじゃない。
ウェインはまだここで多くのものを提供することができるよ。我々のワールドクラス・プレイヤーについて話すとすれば、ウェインは何年もの間輝かしい人物の一人だった。
現在、彼を追い出したい人々がいる。イギリスの歴史上で最も偉大な選手に対しての忠義はどこに行ってしまったんだ? なぜこれだけ多くの人々が彼を終わらせようとするのだ?」