『ESPN』は「バルセロナの副会長を務めているジョルディ・カルドネル氏は、リオネル・メッシの退団にすらもクラブは備えを持っていると話した」と報じた。
ルイス・エンリケ監督の就任、ネイマール+ルイス・スアレスの獲得によって、新たな時代に突入したと言えるバルセロナ。
それでも生え抜きのスーパースターであるリオネル・メッシの存在感は圧倒的であり、世界最高の攻撃人といわれる『MSN』でも外せない一人になっている。
しかし、バルセロナで副会長を務めているジョルディ・カルドネル氏は『Clarin』の取材に対して以下のように話し、クラブはメッシの退団にすらも備えていると語った。
ジョルディ・カルドネル
(バルセロナ副会長)
「メッシへの依存は、すでに終わったのだ。バルセロナはそこから脱却した。例えば、ディエゴ・マラドーナがいたナポリのようなことは起こらないのだ。
マラドーナが離れた後、ナポリは非常に苦しむことになった。
我々ディレクターは、ある日メッシがチームを去ることを考える義務があるのだ。チームはそれによって混乱することはない。
そこにはサイクルの終わりという話がある。しかし、ルイス・エンリケはチームを再構築して、バルサをよりダイレクトにするための革新を成功させた。
ネイマールはバルセロナでプレーすることは出来ない――そんなことを主張していた者もいた。しかし、今彼は見ての通りだ。
バルセロナは偽9番のシステムを使っているから、ルイス・スアレスを獲得するべきではない――そんなことも言われた。しかし、それでも彼はああなっているよ。
我々は、統合を管理していたのだ」