マンチェスター・ユナイテッドでなかなか結果が出ず、解任の噂が流れているルイス・ファン・ハール監督。

23日、定例会見が行われたのだが、ついに堪忍袋の緒が切れたようだ。

会見冒頭、代表質問を務める記者から「あなたの今後に関する憶測について、アーセン・ヴェンゲルは『無礼』だと言っていました」という質問が飛んだ。

これに対してファン・ハール監督はこのように答え、記者を静まり返させた。

「この部屋の中には、私に謝りたいという感情を持った人はいないのかね?誰もいないのか?

そのことを私は不思議に思うよ」

第一声でいきなり記者たちを冷たくあしらったファン・ハール監督。かなりご立腹の様子だ。

どうやらファン・ハール監督は自身がすでに解任されたと記事で読んだようで、自身をめぐる報道に納得がいっていない様子だった。

この剣幕である。怖い…。

そしてファン・ハール監督はこのように続けた。

「私の仲間(モウリーニョのこと)がもうここの監督になるとも読んだよ。

私の妻や子供がどうなると思う?孫やマンチェスター・ユナイテッドのファン、また私の友人がどうなると思う?

彼らは私に何度も電話をしてきたよ。アーセン・ヴェンゲルがそういうことを言っているのだ」

この後もファン・ハール監督は終始フラストレーションを感じながら記者からの質疑に応対した。

そしてしばらくした後、突如として席を立つことになる。

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