15日、『Express』は「レヴァークーゼンに所属しているメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス“チチャリート”は、マンチェスター・ユナイテッドを退団した際の経緯について話した」と報じた。
昨季レアル・マドリーに期限付き移籍し、今季はレヴァークーゼンに完全移籍したチチャリート。マンチェスター・ユナイテッドでは、長く所属しながらスタメンの機会が乏しいまま終わってしまった。
レヴァークーゼンではその鬱憤を晴らすかのようにゴールを量産しており、かつてのエースであるシュテファン・キースリンクを脇に追いやるだけの結果を残している。
今夏マンチェスター・ユナイテッドを退団することを決意した際の経緯について、彼は『Fiebre Maldini』という番組の取材に対して以下のように答えたという。
ハビエル・エルナンデス“チチャリート”
「僕は2014年にローン移籍するという意向はなかったんだ。しかし、もっと多くの出場機会を求めていた。
ファン・ハールは『ストライカーは既にいる』と話した。僕はポジションを獲得するために戦わなければならないが、しかしチャンスが欲しいのならばオファーを受けることは出来ると。
それから、執行委員会は僕に『ローンでレアル・マドリーに行くことが出来る』と伝えてきた。そして、それは僕にとって難しい決定ではなかった。
そして僕はマンチェスター・ユナイテッドに戻ってきた。最初はチャンスがあったが、ある日ファン・ハール監督が僕に話したんだ。
『君には1パーセントしかプレーできるチャンスがない。君は魔法を使う必要がある』と。
だから僕はレヴァークーゼンへの移籍を決断したんだ」