一時期フランスを席巻したリヨンは、育成型クラブに変貌を遂げ、昨季2位という好成績をあげtチャンピオンズリーグ出場権を手に入れた。

しかし、現在そのリヨンは大きな危機を迎えている。11月20日のニース戦で3-0と大敗して以来、ゲント戦、モンペリエ戦、ナント戦、アンジェ戦と1分け3敗。

その内容も芳しくない状況が続いており、特に守備面では5試合で11失点と崩壊している。本日戦うバレンシア戦の結果次第では監督解任もあると噂されている。

ウベール・フルニエ監督が更迭された場合、その後を次ぐことになるのは誰なのか? 数人の候補をまとめてみよう。

ルシアン・ファーヴル

今季ボルシアMGを解任されたファーヴル氏。ドイツでの活躍が有名であるが、スイス人で選手時代はトゥールーズでのプレー経験もあることから、フランス語でのコミュニケーションにも問題はない。

レオナルド

ACミランで監督を務め、パリ・サンジェルマンではスポーツディレクターを務めていた。現場での実績はあまりないものの、フランスでの経験とコネクションの豊富さにかけては右に出るものはいないだろう。

レイモン・ドメネク

フランス代表監督をああいった形で離れることになってから、様々な仕事に名前があがるものの、今のところフリーの状態が続いているドメネク。

数年ぶりに現場に復帰する可能性があるとすれば飛びつく可能性は高いが、リヨンのサポーターにとってそれが歓迎すべきことだと思えるかどうかが問題だ。

【次ページ】元リール勢