8月29日、『L'Equipe』は「フランス・リーグアンのリヨンは、マラガに所属しているスペイン代表MFセルジ・ダルデルの獲得に近づいている」と報じた。
記事によれば既にクラブ間では条件に合意しており、移籍金は1200万ユーロ(およそ16.3億円)で決着したという。
選手との間ではまだ話し合いは続いているものの、もしこのまま上手く状況が進めば日曜日にメディカルチェックが行われる予定であるとのことだ。
しかしその一方で『L'Equipe』は「リヨンは、ディナモ・キエフに所属しているモロッコ代表MFユネス・ベランダの獲得に再挑戦している」とも報じている。
ジャン=ミシェル・オラス会長は先日行われたチャンピオンズリーグの組み合わせ抽選会に合わせてディナモ・キエフ側と接触を行い、購入オプション付きのローンで獲得出来ないかと打診し、前向きな回答を得たようだ。
プレシーズンマッチでクレマン・グルニエが負傷し長期離脱となったリヨンは、中盤の人材を獲得しようと動き、先日ディナモ・モスクワからフランス代表MFマテュー・ヴァルブエナを引き入れた。
しかしそれに留まることなく強化に努めているようで、さらにモンペリエのMFモルガン・サンソン、サントスのブラジル代表MFルーカス・リマにも関心を寄せているという。
開幕から2勝1分け1敗と、強豪と対戦がない中でやや苦しいスタートになっているリヨン。上位フィニッシュとチャンピオンズリーグでの活躍を目指し、更なる大物をチームに引き入れたいようだ。