7月6日、リーガ・エスパニョーラのバレンシアは「オランダ・エールディビジのPSVアイントホーフェンからベルギー代表FWザカリア・バカリを獲得した」と公式発表した。

契約期間は2020年6月30日までの5年間。フリーエージェントであるため移籍金は発生していない。

ザカリア・バカリは1996年生まれの19歳。スタンダール・リエージュから2008年にPSVアイントホーフェンに移籍し、2013-14シーズンには早くも3ゴールを決める活躍を見せ、ベルギー代表にも招集された経験を持つアタッカーである。


しかし昨季は契約の更新を拒否したために出番がなくなり、トップチームでは一度も出場できないままシーズンを過ごすことになった。契約が満了となった今夏は多くのクラブが興味を示していると言われていたが、最終的にはスペインの名門クラブを選択した。

ザカリア・バカリ

「僕は一生懸命に努力し、新しいチームメイトを助けたいという野望を持ってここに来た。

以前アイントホーフェンでの時間を終えて、違うクラブでキャリアを続けることに決めていたので、多くの選択肢はあった。バレンシア、そしてスペインリーグでプレーするのは、自分の夢が実現したということだ」

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