世界で最も環境に配慮し、最も快適な履き心地と評価されるアメリカのフットウェアブランド「Allbirds(オールバーズ)」。

このブランドの創業者の一人は、2010年南アフリカW杯メンバーだった元ニュージーランド代表選手だ(詳しくは後述)。

Allbirdsの定番人気スニーカーは「Tree Runner」だが、そのアップデートモデルとなる「Tree Runner Go(ツリーランナーゴー)」が、2024年4月20日(土)に発売開始となった。

ベストセラーモデルのTree Runnerからインスピレーションを受け、新たなイノベーションとアップグレードを加えたのが、新作のTree Runner Go。

本作もAllbirdsの特徴であるサステナブル素材を使用しているが、ユーカリ由来のメッシュ素材とリサイクル・ポリエステルを組み合わせた新しい紡績技術により、耐久性が格段に向上。そして通気性、柔軟性も向上させながら、同時に軽量性も保っている。

ミッドソールはTree Runnerより14%増量。12mm高くすることで長時間の歩行でもクッション性を維持し、足に優しい履き心地を実現した。

このミッドソールの素材は、同ブランドのほとんどのシューズで採用しているサトウキビ由来のEVA樹脂素材である「スウィートフォーム」を使用する。また、シューレースの原料には再生ペットボトルが使われている。

つまりTree Runner Goとは、丈夫で軽くて環境に優しいスニーカーだ。

アッパー全体に施された細かなニット、ラインのディテールを施した全く新しいミッドソールのデザインが質感と表情を加え、より洗練されたスタイリングを実現。

同ブランドはシンプルなデザインを心掛けているのも特徴。これは、多くのスニーカーに見られる“カラフルで装飾過剰”なデザインに対する、一種のアンチテーゼでもあるようだ。

徹底的に環境に配慮し、その上で性能も向上させたTree Runner Goは、この春注目のシューズとなるだろう。

Allbirdsの創業者の一人は、元ニュージーランド代表選手のティム・ブラウン共同CEO(写真右)。

“オールホワイツ”の愛称で知られるニュージーランド代表で活躍。2010年南アフリカW杯では副キャプテンを務めたが、直前の親善試合で負傷したためW杯では試合に出場できなかった。また、2009年のコンフェデレーションズカップではキャプテンを務めている。

現役引退後の2016年、サンフランシスコ(アメリカ)でもう一人の人物と共同経営の形でAllbirdsを創業。

このブランドには著名人のファンも多く、その中にはレオナルド・ディカプリオ、ブルーノ・マーズ、シンディ・クロフォード、バラク・オバマ元アメリカ大統領といった名前もある。

サッカー界への進出が「予想外だった」9つのブランド

【Tree Runner Go 製品概要】

・発売日:2024年4月20日(土)

・販売店:Allbirds原宿、 Allbirds丸の内、 Allbirds大阪、公式オンラインストア

・サイズ展開:22.0cm~32.0cm(0.5cm刻み)

・カラー:ブリザード、ナチュラルブラック(白ソール)、ミディアムグレイ、ディープネイビー、ラグドベージュ、ナチュラルブラック(黒ソール)

・重量:285g(※27cmサイズ)

・カーボンフットプリント:4.89kg CO2e

※カーボンフットプリントとは、製品を作るために排出される温室効果ガスの排出量をCO2(二酸化炭素)の排出量に換算したもの

・価格:16,500円

新作「Tree Runner Go」の詳細については、Allbirdsの公式ウェブサイトまで。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介