結城「後は、セリエ好きとしては地味にCBのフェデリコ・フェルナンデスが良い。元々ナポリでも良かったですけどね。球出しでも出来るし、守備面でも問題なくこなせる。アルゼンチン三銃士と言われた男ですよ。」
さといも「アルゼンチン三銃士ってのは、何だかおかしくないか? 広すぎない?」
結城「その時期に国内リーグに現れた3人の期待株って感じでしたね。エリック・ラメラ、リッキー・アルバレス、フェデリコ・フェルナンデス。その時期は、一番地味だったんですけど序列が逆転した印象です。キセキの世代*みたいなもんですかね。」
*週刊少年ジャンプに連載中の漫画、『黒子のバスケ』に登場する、「10年に一人の天才」と呼ばれた5人の選手たちのことである。「最強」と呼ばれ、黄金世代を築いた。
さといも「『誰が赤司君なのか』、とか突っ込みたいところは山ほどあるけれども。」
らんぷす「そのフェルナンデスなんですけど、大食いのジャイアント白田に似てませんか?」
一同「(笑)」
さといも「そもそも、あの人はメガネなイメージだから…メガネをつけていない選手だとイメージが難しいだろ。一気に飲めたり、食えたりするものは強いんだぜ、ジャイアント白田。」
結城「謎の大食い豆知識が入ってきましたけど…。」
広澤「来季はスワンズのステップアップと一緒に、フェルナンデスも注目されるようになりそうですかね。」
さといも「いや、それはどうだろう。」
結城「実際、クラブとしての基盤として、どこまでのものがあるのかなっていう気持ちはある。ストークやエヴァートンと比べると、若干ではあるけど弱い。」
さといも「ギャリー・モンクって選手としても、そこそこだったけど…まだ監督としても、2年でしょ。ここから先あるかっていうと、経験値の薄さは不安なのかなと。ここから先に行けるかって言うと、ちょっと違うのかなぁと。」
らんぷす「ここから先の壁は厚いですよね。」
db7「後はクラブがどこを目指しているのか、だよね。フロントが壁を乗り越えていきたいのか、それともこの位置をキープすることを優先するのか。育てて売るクラブ、になるという選択肢もあるしね。」
黒崎「そういう意味では、この移籍市場でクラブの意向が解るかもですね。」
db7「だろうね。」
広澤「ポゼッション志向の名残みたいな感じで、トッテナムからMFのトム・キャロルを借りてきてましたよね。」
さといも「彼は意外と貰ったら、出来るだけ急いでスルーパスを出したがるタイプだから、そこまでポゼッション感はないよ。」
結城「じゃあある意味でスワンズのスタイルに合ってはいるんですね。」
《次回へ続く…》