世界で最も市場価値の高いプレミアリーグ。

その冠スポンサーに、ビール醸造会社『Guinness(ギネス)』社が名乗り出ていたと英国『Mail Online』が伝えている。

冠スポンサーとは、リーグの名称の決定権を一般企業に与える一方でその企業から広告費を受け取るというスポンサー形態であり、「ネーミングライツ」に近い概念である。

海外サッカーではよく見る形式であり、リーガエスパニョーラは銀行グループである『BBVA』が務めており、Jリーグでも今シーズンから『明治安田生命』がタイトルパートナーに就任している。

現在では金融グループ『Barclays』がプレミアリーグの冠スポンサーを務めているが、このほど『Guinness』社から破格のオファーがあったのだという。

記事によれば、同社がプレミアリーグに提示した額は年間4500万ポンド(およそ80億3800万円)。これは現在の冠スポンサーを務める『Barclays』よりも年間500万ポンド(およそ8億9000万円)高い額であり、3年間で総額1億3500万ポンド(およそ241億1000万円)のオファーを送ったとされている。

『Barclays』とプレミアリーグのスポンサー契約は2015-16シーズンまでである。

そのため同社は新たな冠スポンサーに就任すべく巨額オファーを提示したようなのだが、プレミアリーグ側はこのオファーを断ったそうだ。

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