スリランカとの1次予選2ndレグではブータンの首都ティンプーにあるチャンリミタン・スタジアムに入りきれないほどの観客、その数2万人が詰めかけたという。

A sea of orange!!!
Posted by Bhutan Football Federation on 2015年3月22日
Chencho with an attack on the goal
Posted by Bhutan Football Federation on 2015年3月22日

そのブータンにおいて、フットボールは国民的人気をアーチェリーと争っている。地元の(フットボール)ファンたちはこれまでイングランドチームに目を向けていたというが、スリランカとの熱戦の後に状況が変わったという。

7チームが所属する地元リーグはたった100人ほどのファンたちしかいなかったというが、ワンディ氏や代表チームのプロモーションの成果によって6000人ほど(観客者数だろうか)にまで増加したとのこと。

そして、ここにきて政府も資金を提供をし、ホームで4試合行われるW杯予選を前にチャンリミタン・スタジアムは修繕されているところだそうだ。

ワンディ氏曰く、「ブータンにとって非常に大きな成果ですし、フットボールはいま本当に凄まじいペースで突き進んでいると思います」。

そんなブータン代表は学生と労働者からなる混合チームで、キャプテンはフルタイムで働いているパイロットだそう。唯一ストライカーのChencho Gyeltshenだけが国外のタイでプレーしているとのこと。