昨日、FC東京にまつわる移籍の噂が大きな話題となった。「ハリルホジッチ監督の下でプレーしていたアルジェリア代表選手が日本にやってくるかもしれない」と。
その名はイシャク・ベルフォディル。現在はイタリア・セリエAのパルマに所属しているストライカーで、2013年にヴァヒド・ハリルホジッチ氏の説得によってフランスからアルジェリアに鞍替えした選手である。
Ishak Belfodil est élu Meilleur Joueur Algérien 2014 pic.twitter.com/QgjvxFc8zD
— Le Compétiteur (@LeCompetiteur) 2015, 1月 4
彼は1992年生まれの23歳。2008年から所属していたリヨンの下部組織では「天才」と呼ばれていた選手の一人である。
ちなみに彼はアルジェリア生まれでフランスの国籍を所有しておらず、2009年にようやくパスポートを受け取ってU-17代表に選出された。
その後各年代のフランス代表で招集されており、2010年には仙台カップのために来日したことがある。ちなみに、この時のチームの中心的なFWはこのベルフォディルとヤヤ・サノゴ(アーセナル)であった。
同じくアルジェリアの血を引いていることから、リヨンでは「NEXTベンゼマ」と期待を受けていた経験がある。
そんな「逸材」に、なぜこの時期に日本のクラブへ行くという噂が流れなければいけなかったのか?(アデミウソンやロドリゴ・チウイにも使われた枕であるが…)