イタリアのスポーツ紙『La Gazzetta dello Sport』が、今夏のメルカートで新チームへ移籍した選手を対象に選出したベストイレブン&ワーストイレブン。そのメンバーは以下の通り。
【ベストイレブン】
GK
モルガン・デ・サンクティス(ローマ / 36歳 / イタリア / 12試合3失点)
DF
マイコン(ローマ / 32歳 / ブラジル / 9試合0得点)
メフディ・ベナティア(ローマ / 26歳 / モロッコ / 11試合2得点)
ウーゴ・カンパニャーロ(インテル / 33歳 / アルゼンチン / 5試合0得点)
シメ・ヴルサリコ(ジェノア / 21歳 / クロアチア / 10試合0得点)
MF
ホセ・カジェホン(ナポリ / 26歳 / スペイン / 12試合6得点)
ケヴィン・ストロートマン(ローマ / 23歳 / オランダ / 11試合2得点)
カカ(ミラン / 31歳 / ブラジル / 6試合1得点)
FW
ジェルヴィーニョ(ローマFW / 26歳 / コートジボワール / 8試合3得点)
カルロス・テベス(ユヴェントスFW / 29歳 / アルゼンチン / 12試合6得点)
ゴンサロ・イグアイン(ナポリFW / 25歳 / アルゼンチン / 11試合5得点)
ベストイレブンにはスタートダッシュを決めた首位ローマの5人のほか、ナポリの元レアル・マドリー組であるイグアインにカジェホン、そしてテベスと順当な選出。
マンチェスター・シティからやってきたテベスはガゼッタによる採点がトッティ、ジュゼッペ・ロッシに次いでリーグ3番目(FW部門で?)に高いそうで、1年目にして発揮しているそのハイパフォーマンスぶりが伺える。
ミランに電撃復帰したカカは、怪我で離脱した時期もあり数字を見れば多少物足りない印象もあるが期待値も込めて?のセレクトだろうか。
【ワーストイレブン】
GK
ダニエレ・パデッリ(トリノ / 28歳 / イタリア / 12試合21失点)
DF
ワラシ(インテル / 19歳 / ブラジル / 3試合0得点)
フェリペ(パルマ / 29歳 / ブラジル / 12試合0得点)
ディエゴ・ノバレッティ(ラツィオ / 28歳 / アルゼンチン / 4試合0得点)
レート・ツィークラー(サッスオーロ / 27歳 / スイス / 7試合0得点)
MF
エセキエル・スケロット(サッスオーロ / 24歳 / イタリア / 8試合1得点)
フランチェスコ・ローディ(ジェノア / 29歳 / イタリア / 8試合2得点)
ルーカス・ビグリア(ラツィオ / 27歳 / アルゼンチン / 7試合0得点)
FW
イシャク・ベルフォディル(インテル / 21歳 / アルジェリア / 5試合0得点)
アレッサンドロ・マトリ(ミラン / 29歳 / イタリア / 10試合1得点)
アデム・リャイッチ(ローマ / 22歳 / セルビア / 9試合3得点)
ワーストイレブンには、ラツィオ組で開幕2試合はスタメン出場するもイタリアの水に馴染み切れていないノバレッティ、レデスマの後継者として期待されるもチームの不調に引っ張られ、アルゼンチン代表には継続的に呼ばれているがこのままではブラジル行きに黄色信号も考えられるビグリアのほか、ミラノの両クラブにそれぞれ加わったストライカーが、ゴールという結果を残せずに選出。
ローマのリャイッチはまずまずの数字を残しているが、フィオレンティーナ時代に比べややおとなしく、ジェルヴィーニョとフロレンツィの牙城を崩し切れていないのも理由か。またカターニアでセリエA屈指のレジスタに上り詰めたローディも、新天地で輝きを失いつつありワーストイレブン入りをしてしまったようだ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ