『Express』は「QPRで今季2試合目の先発出場を果たしたモロッコ代表FWアデル・ターラブは、サポーターに感謝の言葉を述べた」と報じた。
昨季の後半戦ではACミランにレンタルされ、イタリアでインパクトあるプレーを見せたターラブ。しかし、今季はQPRであまり出番がない状態になった。
チームを率いていたハリー・レドナップ監督は、ターラブに対して「太り過ぎである」と話しており、昨年はわずか2試合の出場に留まった。
だが先日そのハリー・レドナップ監督がひざの手術を行うために辞任を表明。後を継いだ暫定監督クリス・ラムジー、レズ・ファーディナンド氏らは、先週末のサウサンプトン戦でターラプを先発起用。63分までプレーさせた。
チームは敗れたものの、復活に向けた第一歩を踏み出したアデル・ターラブはサポーターに感謝の言葉を述べた。
アデル・ターラブ
「残念な結果だったが、素晴らしいスタートだ。ロフタス・ロードに来てから2年、長い時間だ。戻ってこれたこと、サポーターが歓迎してくれたことが嬉しかった。彼らの行動は特別なもので、その真価を感じている。
自分にとっては大きな意味を持つよ。難しい4か月だった。いくらかのファンは、僕がこのクラブを愛していないと思ったかもしれないが、それは真実じゃない。
僕はこのクラブが自分に何を与えてくれたかを理解している。ここに来てから長いし、僕に自分自身を証明する機会を与えてくれた。それを忘れるはずがない。
自分のやったことには満足している。それが僕のサッカーだ。明らかに改善は必要だが、試合からしか試合勘は手にすることが出来ない。プレミアリーグでプレーするに当たって、それは一層重要になる。
感触には満足しているし、もっと試合に出られれば、もっとチームに貢献できる。より多くのシュート、より多くのランでね。うまく行けばすぐにベストな状況に戻るよ」